軽トラでスタックしてトラクターで引き上げられました

自分が修行させていただいている某農園にて。

露地植えナスの収穫が終わり、初めて運転を任され運転席に乗り込む。天気は本降りの雨。無舗装の農道はぬかるんでいるので4WDに入れる。

いつもの感覚で直線の農道を走っていると、突然前輪がツルツルっと滑った。そしてそのままハンドル操作が効かず、別の畑にスライディング。

※イメージ画像

幸いその畑は何も作っておらず肥料用の草が植えられているだけだった。

そのときはまだ自分は事の重大さにまだ気づいておらず「まあ抜けられるだろう」と信じきっていた。

助手席に乗っていた先輩は車を前から押そうとしていた。そのとき自分はまだ「そんな大げさな」と思っていた。

Rに入れてアクセルを煽りながらゆっくりクラッチを繋ぐがどうしても土を掻くばかりで動かない。おかしい。。。それもそのはず、この車はジムニーではないのだ!

※イメージ画像(http://www.carshop-omote.com/ownerdiary/diary.cgi?date=20100404)

どうあがいても動かないので、申し訳なくトラクターを呼んで引き上げてもらいました。

トラクターを待つ間、滑り始めたところを見てみると水溜りがあった。こんなつまらないものが原因か・・・軽トラはタイヤ径が小さいため、小さなギャップでも安定性を失ってしまう。しかも、この車は溝があまりない夏タイヤで空気圧はパンパン。これじゃ簡単に滑るはずだ。

どうやら年に3回は誰かしらがスタックさせてトラクターが出動する羽目になるそうです。この軽トラは結構な割合でオフロードを走る車なのだから、フロントの空気圧を下げた方が良さそうです。しかし、今までそれで運用してきているのだから、腕の方で対応しろと言われればそれまでですが。

少し気に食わなかったので、仕事終わりにジムニーで同じ道を通ったら2WDのまますんなりと通れました。軽トラの運転には四駆と言えど慎重を要することを知ると同時に、ジムニーの偉大さに改めて気づかされました。

腕はもちろんの事、空気圧とタイヤ径大事!